グランフォンド信州〜3日目 黒部ダム〜

6時起床。朝食、飲み物の準備を済ませ出発。
今日も朝から大門峠のヒルクラ。峠を過ぎ茅野市街へ向けて20kmを下る。大門街道は峠付近は九十九折が多く、中腹ではひたすらゆるい下り坂。何キロもノンストップで気持ちよーく下る。
7:45茅野駅塩尻〜松本〜信濃大町へ到着。

日差しがきつい。脚もどうも鈍い。間もなくしてアルペンルートへ入り、上りが始まる。日差しを遮るものも少なく、真っ直ぐな道を上っていく。それほど急坂ではないが、今日はハードだ。

所々にあるスノーシェッド。中はヒンヤリしていて気持ちよく一息入る。

観光バスや乗用車が結構な数走る。何度も何度も休憩しながらようやく扇沢へ到着。

ここからダムまではトロリーバスという電動のバスに乗らなければならない。往復で2500円。バスはほぼ30分ごとに巡航している。
12:30発の改札が始まったがものすごいたくさんの人が並んでいる。15分くらいの乗車時間だが立ちを覚悟。
出発してすぐトンネルに入る。バス内に冷房はない。電動なので排気ガスがでないから窓を開けても臭くないし、少し肌寒いくらい。
到着。展望台への220段の階段を上ると、

大迫力!!放水もしてる。ドアップ
吹き上げてくる風に水しぶきが乗ってくる。
周りは険しい山、雪も残っている。

のんびりしすぎてもう13時半。14時のバスに乗り扇沢へ戻る。
トロリーバスをパシャリ。

上の電線から電力を得ている。

昼食もまだだったので、食堂でソースかつ重を食べる。後は下りだけ。
予定ではこの後、安曇野の大王わさび園へ行きたかったが時間的に無理。というか、このまま茅野まで戻ってもバスに乗れるか不安になったので電話を掛けたら、18:10が最後らしい。今からでは無理。山荘まで走って行きたくない。ということで、予定外だったが松本市で一泊することにした。

雨が降りそうだったので急いで宿を探す。温泉のあるビジネスホテルを選びチェックイン。夕食を買い、温泉に行く。
ところが、足首の後がひどい日焼け。日焼け止めは露出部分に塗っていたが、靴下の上辺りは薄かったようでヒリヒリ。風呂にも入れず出て行く。

明日からどうしようか。電車のダイヤがかなり間隔があり、3,40分待つのは当たり前くらい。乗鞍へ行くにも電車、バスを乗り継ぐことから帰りの時間がはっきりしない以上、また、帰れない恐れもある。予定外の一泊の出費も痛いし、今回は残念だが乗鞍はあきらめた。


明日はのんびり松本市街を観光することにして、今日は少し飲んで就寝。
あ〜久しぶりに鮮明なテレビが見れる。(山荘のテレビは映像が見れたもんじゃない)